推薦応募の罠:学生にとって本当にメリットはあるの?
就職活動のやり方として「推薦応募」というものがありますね。
特に理系学生や専門学校生の方は、学校から「推薦をもらって受けてみたら?」と言われることも多いかもしれません。
でも、個人的にはこの推薦応募って学生にとってはかなりの罠だと思っています。
今日はその理由をお話しします。
推薦応募でも選考はある。絶対に受かるわけじゃない
まず大前提として、推薦応募だからといって選考が免除されるわけではありません。
面接や試験を受けて、当然ながら不合格になる可能性もあります。
推薦だから落ちる確率は低いんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、企業側からすると「推薦だから必ず採る」というものでもないんです。
推薦をもらったことで少し有利にはなるとしても、それで必ず内定をもらえるわけじゃないんですね。
学生側にとっては他社の選考を受けられないデメリットが大きい
一方で、推薦をもらうときには「他の企業の選考を辞退する」「内定をもらったら必ず承諾する」といった条件がつくことが多いです。
これが、学生側にとっては非常に大きなリスクになります。
推薦を出した時点では、まだその企業が本当に自分に合う会社かどうかは分かりません。
でも推薦を出してしまうと、その後で「やっぱり他の会社も見てみたい」と思っても選考を受けることができなくなります。
個人的には、裏で他社選考を進めてもいいと思う
ここはあくまで個人的な意見ですが、推薦を出していても他の企業の選考を並行して進めるのはアリだと思います。
推薦を出した企業に内定をもらえる保証はありませんし、自分の将来のためにリスクヘッジするのは自然なことです。
もちろん、推薦の制度を設けている学校や企業からはあまり推奨されないかもしれませんが、「就活は人生を決める大事なもの」と考えると、自分自身を守る行動をとるのは悪いことじゃないと思います。
推薦応募を使うなら、デメリットもきちんと理解して選ぶ
推薦応募は決して全てが悪い制度というわけではありません。
早めに内定をもらいやすくなったり、志望企業への道が広がることもあります。
でも、「推薦だから安心」「絶対に内定をもらえる」という考えはとても危険です。
推薦を使うなら、その企業に本当に入りたいのか、他の企業を諦めてでも挑戦したいのかをしっかり考えることが大事だと思います。
まとめ
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推薦応募でも選考はあり、不合格になることもある
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推薦を受けると他社の選考を辞退しないといけないなど、学生側のリスクが大きい
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自分の将来を守るために、推薦を出すときはデメリットも理解して選ぶ
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個人的には、裏で他社選考を進めるのも一つの戦略
就活は誰かに決めてもらうものではなく、自分で選んでいくもの。
ぜひ、自分にとって本当に納得できる選択肢を大切にしてくださいね。
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