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8月, 2025の投稿を表示しています

説明会やインターンではイマイチでも面接で化ける学生

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 採用担当としてたくさんの学生と接していると、 「説明会やインターンではそんなに印象に残らなかったのに、面接ではめちゃくちゃ良かった!」 という学生に出会うことがあります。 逆に、第一印象は良かったけれど面接で期待したほどでも…というパターンも。 🤔 なぜ面接で評価が急上昇するのか? 理由はいくつかありますが、大きくはこんな感じ: 面接に強いタイプの学生 面接官の印象を一気に変えるような強いエピソードを持っている ハロー効果(話し方や表情、雰囲気で好印象を与える) 面接って、ただ話すだけじゃなく、 「自分の言葉で、自分の経験をしっかり伝える力」が試される場でもあります。 ✏️ 面接に強い学生の特徴 エピソードに具体性がある 話し方が論理的でわかりやすい 表情や声のトーンが自然で印象が良い 質問に対して素直に考えて答える 説明会やインターンは受け身でも参加できるけれど、 面接は自分から伝えないと何も始まりません。 ここで本領を発揮する学生はやはり強いです。 📌 ハロー効果とは? 「笑顔が素敵」「受け答えが丁寧」など、一部分の好印象が全体の評価を押し上げる心理現象。 これは無意識に起こるもので、面接では結構大きく作用します。 ただし逆もしかりで、「話し方が自信なさそう」「視線を合わせない」など、 一部分のマイナスが全体の印象を落とすことも…。 💡 採用担当として思うこと 説明会やインターンはもちろん大事だけど、 最終的には「面接で何を伝えるか」が大きく評価に影響します。 「自分をどう見せたいか」ではなく、 「自分がやってきたことをどう伝えるか」を意識すると、 自然と面接でも強さを発揮できるんじゃないかなと思います。 ✅ まとめ 説明会やインターンでイマイチでも、本番の面接で逆転できる学生はいる 面接に強い学生はエピソードが具体的で、自分の言葉で話せる ハロー効果で印象がグッと上がることもある 結局、面接は準備次第で「強くなれる場所」でもあります!

【就活生必見】「メールアドレス」は絶対に丁寧に書け!

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会社説明会や合同企業説明会に参加したとき、よく「コミュニケーションカード」や「プロフィールシート」のようなものを書かされることがありますよね。 企業側としては、ここで得た情報をもとに説明会後に連絡を取ったり、次の選考に進んでもらうためにメールを送るのが定番です。 でも実は、 ここで書くメールアドレスがとても重要 なんです。 ✏️ 最初の接点はメール ほとんどの企業では、説明会やインターン後の案内はメールで送ります。 なので、 このときに書いたメールアドレスが間違っていると、そもそも連絡が取れません 。 説明会で「良い学生だな」「ぜひ次の選考に呼びたい」と思っても、メールが返ってこない…。 調べてみると、書かれていたメールアドレスが間違っていた、ということが本当にあります。 ⚠️ よくある間違いと注意ポイント 0(ゼロ)とo(オー) 1(イチ)とl(エル) 「ne.jp」と「.com」の間違い スペル抜け(gmial.com など) 特に手書きの場合、見る側も解読が難しいです…。 📝 学生に伝えたいこと メールアドレスは 誰でも読める字でゆっくり書く 小文字・大文字をきちんと分ける(基本はすべて小文字推奨) できれば就活専用のアドレスを作る(名前+誕生日など) 🤔 「これ、.ne.jp だよね?」問題 たまに学生が書いてくれたメールアドレスを見て、 絶対これ「.com」じゃなくて「.ne.jp」だよね? と採用担当が推測することもあります。 でも、こちらから勝手に修正して送るのはリスクが高いので、本当に届かないと連絡が取れなくなります。 ✅ まとめ 説明会やインターンで出すシートは「ただの紙」じゃありません。 メールアドレスは、 次に進むための大事な鍵 です。 これだけで次の選考に進めるか進めないかが決まることもあるので、 ぜひ丁寧に・正確に書いてくださいね!

文系の就職先=営業職だけって思いこんでいませんか?

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「文系って、営業職しかないんじゃないですか?」 就活イベントや面接の場で、こんな声を聞くことがよくあります。 正直に言うと、 営業職の募集が一番多いのは事実 です。 でも、 文系だからといって営業職しかない というのは大きな誤解なんです。 営業職が多い理由 営業は会社にとって売上をつくる最前線。 どの業界でも重要なポジションであり、人数も必要だから、必然的に文系学生向けの募集は営業職が中心になります。 ただし、これは「営業しかできない」からではなく、 学部での専門知識よりも 人と話す力 相手の課題を理解し、提案する力 が求められる仕事だからこそ、文系でも挑戦しやすいのです。 営業職以外にもある文系の仕事 実際には、文系出身者が活躍している職種はたくさんあります。例えば: 人事・総務・経理 :会社を中から支える管理部門 企画・マーケティング :新しいサービスや商品を考える、売り方を考える 広報・PR :会社や製品を外に向けて発信する 事務・アシスタント :営業やエンジニアをサポートする役割 コンサルタント :企業や個人の課題解決を支援する バイヤー・商品企画 :商品を仕入れたり、新しい商品を企画する などなど、意外と選択肢は多いんです。 営業=きつい仕事?という誤解 「営業=ノルマがきつい、大変」というイメージを持つ人も多いですが、 法人営業(企業相手)か個人営業(個人相手)か 新規開拓中心か、既存のお客様中心か によって仕事内容も働き方も全然違います。 最近は「売り込む」よりも「お客様の課題を聞き、解決する」提案型営業が主流なので、 相手の話をきちんと聞ける 課題を整理して考えられる といった力があれば、文系学生にとってやりがいのある仕事でもあります。 文系だから営業しかない…は思い込み 文系でも、専門職や企画系など営業以外の仕事をしている人はたくさんいます。 ただし、 専門知識や資格が必要 募集人数が少ない 中途採用が中心で新卒募集が少ない といった事情があって、見つけにくいだけという場合も。 最後に:大切なのは「自分に何が向いているか」 「営業は向いていないから絶対にやりたくない!」ではなく、 ...

【就活とAI】生成AIで履歴書やエントリーシートを書いてもいいの?

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最近はChatGPTや他の生成AIを使って、エントリーシート(ES)や履歴書の文章を作っているという学生の声をよく聞きます。 採用担当としての意見を率直に言うと、「使うのはアリ、でもそのままコピペはNG」です。 AIを使うメリット 自分では思いつかなかった表現を提案してくれる 書きたい内容をうまくまとめてくれる 誤字脱字や言い回しを整えてくれる 特に書くのが苦手な人にとっては大きな助けになるし、「最初のたたき台」として使うのはとても効率的です。 そのままコピペがNGな理由 AIが出してくる文章は一見きれいでも、 誰が読んでも似たような内容になる 自分の言葉で説明できない文章になる という問題があります。 面接では「この時どう考えたの?」など深掘りされます。 自分で書いていないと、うまく答えられなくてバレることも少なくありません。 結局、賢い人が勝つ 生成AIはあくまで「ツール」です。 自分で考えた内容をAIに文章化してもらう AIが出した文章をベースに、自分の言葉に直す こうした使い方ができる人は、文章の質も面接の対応力も上がります。 一方で、全部丸投げで終わらせようとすると、 内容が薄い 面接でうまく話せない という結果になりやすいです。 採用担当として思うこと AIを使うのは悪いことじゃないし、むしろ「工夫している」と感じる場合もあります。 ただ、 「自分の考えがない人」には見抜けます 。 そして最終的に評価されるのは、 本音や経験をどう言葉にできるか 相手にどれだけ伝えられるか といった「自分自身」の部分です。 まとめ AIの利用はアリ、でも丸写しはバレやすい 書類で大事なのは「自分の考えを自分の言葉で書くこと」 AIを正しく使う人は、面接でも強い 「便利だから全部AIに書かせよう」ではなく、 「うまく使って、自分をもっと伝える」ための道具として考えてみてくださいね!