「最終面接は雑談だった」は落とし穴かもしれない?
就活生の皆さんからよく聞く言葉があります。
「最終面接、めちゃくちゃ和やかで、雑談ばかりだったんですよ〜」
「趣味の話ばっかりで、逆に拍子抜けしました」
「これは合格フラグでしょ!」
……果たして本当にそうでしょうか?
「雑談=合格」ではない現実
確かに、面接官が柔らかい雰囲気で話してくれたり、趣味や休日の過ごし方など“人となり”を探る質問が中心だったりすると、「これは好印象だったに違いない!」と感じるのは無理もありません。
ですが、実際は**「雑談だった=合格」ではありません。**
それどころか、「油断した結果、不合格になった」というケースも多く見受けられます。
最終面接は“人柄最終チェック”の場
企業にとって、最終面接は「この人を入社させて本当に大丈夫か?」という最終確認の場です。一次や二次面接を通過してきた学生に対し、「一緒に働く仲間としてふさわしいか」「価値観は合いそうか」を見ています。
このため、あえてビジネスライクな質問ではなく、“雑談風”のやりとりをすることもあるのです。
「緊張感のない話題だから」と気を抜いて、言葉遣いが崩れたり、態度がフランクすぎたりすると、かえってマイナス印象になることも…。
学生が油断して失敗するポイント3選
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敬語が急に崩れる
→ 和やかムードに引きずられて「マジっすか!」などが出てしまうパターン。 -
話が浅くなる
→ 趣味の話を振られて「特にないです」で終了。人となりを知る機会が台無しに。 -
聞かれたことだけに答える
→ “雑談”の中にも、「話を広げる力」「自分の軸を語る力」が見られています。
雑談だからこそ、最後まで“面接”のつもりで
たとえ面接官が笑顔でフランクに接してきても、気を抜かず、「見られている」意識は持ち続けましょう。
「何を話すか」よりも「どう話すか」が問われるのが最終面接。雑談の中に“らしさ”を込めて、最後の関門をしっかり突破しましょう!
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