投稿

2025の投稿を表示しています

リモート面接で出会った、ちょっと笑える3人の学生たち

イメージ
コロナ禍をきっかけに、すっかり定着した リモート面接 。採用側としては、移動の負担もないし、日程調整もしやすい。学生にとっても、自宅でリラックスして臨めるなど、メリットは多いですよね。 でも、リモートならではの「ハプニング」もつきもの。今回は、 ちょっと笑えて、ちょっとほっこりする学生たち を3人ご紹介します。全員、結果的には合格だったのでご安心を(笑)。 🎎 趣味が丸見え!フィギュアコレクターの学生 画面に映る学生の後ろには、ずらりと並ぶアニメのフィギュア。どの作品が好きなのか、どのキャラを推しているのか、一目瞭然! 「えっ、それ〇〇の限定フィギュアですか?」と、つい話しかけてしまった私。そこからはアニメトークに花が咲き、面接というより趣味の雑談に(笑)。 とはいえ、 自分の好きなことを堂々と語れる人は、やっぱり魅力的 。むしろ印象アップの結果になりました。 👖「ちょっと立ってみてくれる?」まさかのパジャマチェック これは逆に、学生じゃなくて 面接官側の笑える話 。 面接が終盤に差しかかったとき、「ちなみに今日は上だけちゃんとしてる感じ?」と、軽く聞いたら、「ちょっと立ってもらってもいいですか?」と別の面接官が一言。 学生、苦笑いしながら立ち上がると、下はやっぱりパジャマ(笑)。完全に“リモートあるある”ですが、ちゃんと上はシャツを着ていたので、まぁ許容範囲! 🖱 カンペをスクロールする学生、マウス音が全開 きっと面接対策を念入りにしていたのでしょう。画面越しの学生が、話しながら 何度も視線を横に動かしている 。 そして突然の「ちょっと待ってください……」という一言とともに、マウスをカリカリ、クリクリ。 どうやらPC画面にカンペを出していたようで、ページ送りに手間取ってしまったようです。こちらも真剣さが伝わってきて、なんだかほっこり。 緊張しすぎず、自然体でOK! 面接って、どれだけ準備しても緊張するもの。でも、リモートならではの**人間味のある“ゆるさ”**も、たまには悪くないのかも? 今回の3人も、それぞれに**「素」が見えて、結果的にプラスに働いた**面接でした。 「やっちゃったかも…」と思っても、意外とそれが評価されることもあります。 大切なのは誠実さと前向きな姿勢 です。

履歴書を書き間違えたら…!? 〜修正液?訂正線?それとも書き直し?〜

イメージ
ちょっとしたミスが命取り?履歴書の罠 就活あるある、それが履歴書作成中……「あっ、書き間違えた」事件。 焦って修正液を取り出すか、潔く1から書き直すか――その瞬間、あなたの頭の中に流れるテーマ曲はたぶん『運命』。 でも大丈夫。冷静に、そして戦略的に対処しましょう。 対処法その1:修正液 or 修正テープ これは最終手段。 多くの企業は「修正液=手抜き or 常識がない?」と見てしまう傾向があります。 よっぽどの事情がない限りは避けましょう。履歴書は“清書”ですからね。 対処法その2:訂正線(1本線+訂正印) 公的文書の王道スタイル「訂正印」。 でも…履歴書にそれ、使います? いかにも「やっちまいました!」感がにじみ出てしまいます。 あまり一般的ではない印象なので、これもできれば避けたいところ。 対処法その3:素直に書き直す(推奨) 手間はかかりますが、正直、これが一番スマート。 特に手書きであれば尚更、書き直す価値アリ。 履歴書にかける時間=あなたの志望度、というふうに受け取られることも。 手書きVSパソコン入力:いまどきどっちが主流? 最近ではパソコン入力のPDF履歴書をメールで送るのが増えています。 企業から指定がなければ、これが無難。誤字も減りますし。 ちなみに、某大手就職サイトでは「応募書類に手書きを求めるのはNG」としています。 これは障がい者配慮の観点からのルール。ですが現実的には、まだ「手書き」にこだわる企業もあるようです。 「字の丁寧さも評価基準だよ」と言う採用担当者も実在します。 つまり、企業のカラーに合わせて柔軟に対応するのが正解。 【コラム】伝説の修正スキル ちなみに私、転職活動で何十枚も履歴書を書いていた頃、 最終的には「書き間違えても、同じ意味になる文字に無理やり変形する」という、 謎のスキルを身につけました(笑) 「なにそれ漫画のテク?」と言われそうですが、 “間違いを味方につける力”って、社会に出てからも大事なんですよね(たぶん)。 まとめ:一番大切なのは“丁寧さ” 履歴書の修正ミス対応は、学生の“誠実さ”がにじみ出るポイント。 多少の書き直しは面倒かもしれませんが、それが選考通過への一歩になることも。 最後に一言。 「修正液よ、君に罪はない。でも就活では、ちょ...

年間休日は何日あれば多いって言える?労働時間と休日の関係をゆるっと解説!

イメージ
◆ 年間休日の「普通」って、いったい何? 就活生がよく気にする「年間休日○○日」。 「100日切ってる=ブラック」「120日超えてる=ホワイト」と思いがちですが、 実際には“法律的な意味”が少し違います 。 ◆ まずは基本:週40時間ルール 労働基準法では、 「1週間の労働時間は40時間以内」 「1日8時間以内」 というルールが原則です(労基法第32条)。 この前提で、 週5日勤務 × 1日8時間 = 週40時間 残りの2日はお休み というスタイルを1年続けると、 年間休日 = 2日×52週 = 104日 つまり、 「年間休日104日」は、週40時間制を守るためのモデルケース なんですね。 ◆ 実は「年間休日52日」でも違法ではない 「年間休日52日!?ブラック企業だー!」と反射しがちですが、 法律上はアリです。 というのも、労基法では 少なくとも「週1日」または「4週に4日の休日」を与えなければならない (労基法第35条) とされているため、 最低限は週1休でOK 。 ( 週休2日制に関する記事 も書いているので是非ご覧ください) ただし! もし週6日働くなら、 1日あたりの労働時間は最大6時間40分(≒6.67時間) で抑えないと、 週40時間ルールに引っかかります 。 さらに重要なのがここ👇 この6.67時間を超えた分は、残業扱い(=割増賃金)になります。 つまり、年間休日52日でも、 「ちゃんと週40時間以内に収まってる?」 「残業代、ちゃんと払ってる?」 という視点で見ないといけないんです。 ◆ 年間休日だけで企業を判断するのは早とちりかも? たとえば、 フレックスタイム制で月単位・年単位で調整している企業 繁忙期と閑散期の差が大きい業種(例:小売、観光) 勤務時間が短め(例えば1日7時間など) など、 年間休日が100日以下でも“働きやすい職場”はあります 。 逆に、年間休日125日と書いてあっても、 毎月残業40時間 有休を取る雰囲気ゼロ …なんてケースもあるので、 数字だけで「ホワイト/ブラック」は判断できません 。 ◆ 求人票で注目すべきポイント ✅ 年間休日が104日を下回る → ...

公務員試験全振りは危険!? 〜安定志向の落とし穴〜

イメージ
「やっぱり安定が一番!」という理由で公務員を目指す学生さん、結構多いですよね。 福利厚生、雇用の安定、社会的信頼…たしかに魅力的なポイントが揃ってます。 でも、ここでひとこと言わせてください。 公務員試験一本は、めちゃくちゃリスク高いです。 公務員試験、合否が出るのは遅い! 民間企業の選考スケジュールをご存じでしょうか? 年々どんどん早くなっていて、4年生の6月にはもう内定を出している企業がゴロゴロ。 一方で、公務員試験はというと… 早くても夏、本当に遅いところだと 10月以降に最終合否が出る自治体も あります。 つまり、もし公務員試験に全振りして、 全滅した場合 。 そのときには、もう民間企業は来年の採用に向けて動いていて、 今から受けられる企業がほとんどない という地獄のパターンが待っています。 民間と両立がベスト。でもそれが難しいのは分かる。 もちろん、公務員試験の勉強って超大変です。 教養試験に専門試験、面接対策もあるし、学業と両立するだけでも相当キツい。 それでも、「民間企業も1社は内定をもらっておく」という保険があると、心の余裕が全然違います。 もし運よく公務員試験に合格したら、その時点で企業には辞退すればOK。 ただし、その企業が 公務員試験の結果が出るまで待ってくれること が大前提なので、選ぶ企業も慎重に! 実は…中途採用の方が通りやすい説(私見) 「今年落ちたら人生終わる…!」みたいに思ってしまう人もいますが、ちょっと待ってください。 実は、公務員試験って**中途採用枠(社会人経験者枠)**があるんですよね。 そしてこれは私の体感なんですが、**中途枠の方が受かりやすいんじゃないか?**と思うことが多々あります。 社会人経験がある人のほうが、地に足ついた受け答えができるし、自治体側も即戦力として期待しやすいんでしょうね。 なので、一度民間に入って数年働いてから再挑戦するのも 十分アリ な選択肢です。 でも、ウチの会社でそれはやめてね!(笑) まとめ:公務員を目指すなら「全振り」より「保険あり」で 公務員試験は確かに魅力的。でも、「全振り」はあまりにもリスキー。 「民間にも1社」「公務員は中途でもチャンスがある」という選択肢を知っておくだけでも、未来の選択肢はグッと広がりますよ。 そして、受...

「第一志望ですか?」と聞かれたときの正解とは?

イメージ
  就活生の皆さん、面接でよくあるこの質問… 面接官「当社は第一志望ですか?」 出た。就活三大こわい質問のひとつです(残りは「自己PRしてください」と「逆質問ありますか?」)。 今日はこの問いにどう答えるのが正解なのか、私の個人的な見解をお届けします。 正直に「第二志望です」は正解か? 結論から言います。 正直に答えるのは大変よろしいが、面接ではあまり得策ではない。 「いえ、第二志望です。第一志望は別の会社です」 → 面接官の心の声:「そっか…じゃあもう内定出しても来ないんだろうな…残念、次!」 残念ながら、 面接官は神様じゃないので、心が揺れます。 嘘でも「第一志望です」はOK? 私の考えでは、 YES。嘘も方便。就活はある意味、芝居です。 もちろん嘘をつくのは気が引ける人もいると思いますが、そもそも「第一志望ですか?」って質問自体がわりと不毛です。 それに、たとえ嘘だったとしても、後からなんとでも言い訳できます。 「親と相談した結果、他社の方が家から近くて…」 「他社でより自分のやりたい分野のポジションが空いていたので…」 などなど、“大人の事情”を使えばOK。 「絶対承諾する?」にどう返す? これもまた難問。面接官によってはこう畳みかけてきます。 「じゃあ、うちが内定出したら、絶対来てくれる?」 このときの模範解答: 「はい、承諾します(キッパリ)」 迷ったら負けです。タジタジになると、「やっぱり他社に行くんでしょ?」と読まれてしまいます。 嘘をつきたくない人向けの“逃げ”回答集 どうしても正直にいたいあなたには、こんな 便利な言い回し があります。 「選考が進んでいる企業の中では御社が第一志望です」 「この業界では御社が第一志望です」 「志望度は非常に高く、内定をいただければ前向きに考えたいと思っております」 …などなど。 言葉は武器。逃げ道は用意しておきましょう。 面接官の本音 ちなみに採用側の私たちとしては、「第一志望です」と言われたからって 100%信じてません。 ただ、それを言わない学生よりは、「来てくれるかもしれない」と思えるだけで十分。 つまり… 嘘か本当かはさておき、「うちの会社に行きたい」というアピールは素直にうれしい。 ...

面接の逆質問、「特にありません」はアリ?

イメージ
「逆質問しないと落ちる」って本当? 就活サイトやマニュアル本を見ると、「逆質問は必ずしましょう!」って書かれてますよね。 でもこれ、 私個人の意見 ですが――そんなに無理しなくても大丈夫です。 実際、「特にありません」と答えたからといって落とす会社って、そんなに多くないと思います。 むしろ、変に無理矢理な質問をされると、こっちもリアクションに困ります…。 無理に質問すると逆効果 たとえば、面接官に向かって 「御社の福利厚生について詳しく教えてください!」 とか言われても、「いや、俺、採用担当じゃないし」って思ったりします(笑)。 待遇や福利厚生のことは、ホームページか説明会でちゃんと説明してるはず。 それをまた聞き返すのは、むしろ「調べてないのかな?」と不安になるかもしれません。 「特にありません」の上手な言い方 とはいえ、ただ「ありません!」と即答すると、そっけない印象になるかもしれません。 なので、こんな感じで一言添えるのがおすすめです。 例) 「会社説明会や先輩訪問にて、会社の雰囲気や仕事内容、福利厚生などは十分教えていただけたので、現時点では特に質問させていただくことはございません。」 これなら、「おっ、採用担当、ちゃんと仕事してるな!」って思ってもらえて、面接官側の株も上がるかも? どうしても何か質問したいなら… もし、やっぱり何か聞いた方が安心だな…という人は、 「面接官個人」にフォーカスした質問 がおすすめです。 例えばこんな感じ。 「〇〇さんご自身が、入社を決めた理由は何でしたか?」 これなら、面接官も自分の話なので答えやすいし、 雑談っぽく 盛り上がることもあります! まとめ 無理に逆質問しなくてもいい。 どうしても質問したいなら、面接官個人に関する質問が無難。 「特にありません」と言うなら、丁寧に理由を添えると好印象。 他の記事でも面接ノウハウを紹介しています。 早すぎる訪問はNG!?会社訪問・面接のマナー おすすめ記事: ✅ 面接で使える逆質問例文42点|何か質問はありますか?の答え方|doda

適性検査対策って意味あるの?

イメージ
本屋で見かける「適性検査対策本」 就活シーズンになると、どこの本屋にも必ず平積みされる適性検査対策本。 「これ買ったら受かるかも!」って、つい手に取っちゃいますよね。 でも、個人的には…… あまり意味ないと思ってます。 理由をこれから説明していきます。 能力テスト編:「素養」はごまかせない 一番有名な適性検査には大きく分けて 能力テスト と 性格テスト があります。 能力テスト(いわゆる国語・数学の問題みたいなやつ)は、確かに反復練習で多少はスコアが上がるかもしれません。 けど結局、 普段から活字に慣れているか 数字に対するアレルギーがないか みたいな、 その人の素の力 がものを言います。 だから、ちょっと頑張ったくらいで劇的に変わるわけじゃないんですよね。 性格テスト編:対策しようとする方がズレてる 性格テストについては…… そもそも正解がない。 「リーダーシップを発揮するほうだ → はい/いいえ」 みたいな質問に、就活マニュアル通りの答えを選んだところで、矛盾チェックには引っかかるし、結局バレます。 「素直な自分」で答えたほうが、企業側にも、自分自身にもプラスです。 過去問やり込んでも、意味ない説 ちなみに、 その適性検査を作っている会社は、流出した過去問をバンバン削除しているそうです。 つまり、 対策本に載ってる問題は、実際の試験には出ません。 たまに「奇跡的に同じ問題出た!」みたいな話も聞きますが、基本は「似て非なる問題」が出ると思っていたほうがいいです。 まとめ:適性検査対策に時間をかけすぎない 適性検査対策、全否定するわけではないですが、 正直そこに何十時間もかけるくらいなら、 面接対策をする 業界研究をする ちゃんと寝る このあたりに力を注いだほうが 内定率は確実に上がる と思います。 「適性検査対策本買っただけで満足しない!」 これ、大事ですよ。 (※あくまで個人の感想です)   おすすめ記事: ✅ 適性検査になぜ落ちる?理由・落ちる確率と対策7つ【体験談付き】|ONE CAREER

【学歴フィルターの話】学歴厨の私がこっそり教えます

イメージ
そもそも、うちの会社に学歴フィルターはないです まず前提として、私の勤めている会社には 学歴フィルター はありません。 エントリーしてくれた方は、どこの大学でもきちんと見ています。 でも——実は、 私はそこそこ学歴厨 です。 地頭の良さも、立派な「個性」だと思う スポーツが得意な人、芸術的センスがある人、コミュ力おばけな人。 いろんな個性がありますが、 「勉強ができる」というのも立派な個性 です。 それを評価するのって、悪いことじゃないと思っています。 勉強できる=地頭がいい、ってわけでもないんですが、 やっぱり 考える力とか吸収力 みたいなところには出てくるんですよね。 某大手でガチガチの学歴フィルター見ました 10年以上前の話になりますが、 某大手上場企業では しっかり学歴フィルター がありました。 総合職:国公立 or 有名私立限定 一般職:地元の私立上位校までOK こんな感じ。 書類の時点でバッサリ。 もちろん、学歴が全てじゃないんですが、「そもそも面接にすら進めない」という現実はありました。 学歴フィルターを回避するには? じゃあ、学歴フィルターがある会社をどう見抜くか。 おすすめは OB・OG訪問 です。 なぜかというと、大手企業は「学閥」とまではいかないけど、 出身大学別の採用チームが組まれている ことも多いからです。 採用実績校をチェックする 同じ大学の先輩に面談をお願いしてみる このあたりで、 「あっ、この会社は同じ大学からしか取ってないな」 みたいな気配を察知できます。 ちなみに、志望企業にあなたの大学の先輩が全然いなかったら…… 察してください。 最後に:学歴はスタート地点のひとつでしかない 学歴フィルターに引っかかると正直しんどいですが、 「学歴がすべて」なわけじゃありません。 入社してからは、 地頭 も 行動力 も 運 もいろいろ問われます。 気にしすぎず、けど、知識として持っておく。 そんなスタンスで就活に臨んでもらえたらいいなと思います。 (あくまで、これは私の個人的な感想です) おすすめ記事: ✅ 学歴フィルターの実態|就活のプロが区切り方や乗り越えるコツを解説|PORTキャリア

【クチコミサイト】そんなに信用できる?

イメージ
クチコミサイト、書いてる人って誰? 企業選びのときに、つい見ちゃうクチコミサイト。 でも冷静に考えてください。あそこに書き込むのって、 会社に不満があった人 がほとんどです。 退職して怒り心頭の人が、 「聞いてくれ、俺はこんなひどい目にあったんだ!!」 と全世界に叫んでるようなイメージ。 そりゃあ悪口だらけになりますよね。

【ぶっちゃけ】「ガクチカ」はつまらない

イメージ
こんにちは、お祈りメール錬金術師です。 就活をする学生さんなら誰しも聞かれる、「ガクチカ」こと「学生時代に力を入れたこと」。 履歴書やエントリーシートに定番で入っていますよね。 大学指定のフォーマットにも当然のように枠があって、まるで書くのが当たり前のような扱い。 でも、今日はあえて言います。 ガクチカ、だいたい面白くない。 いや、ほんとに。 大量のエントリーシートを読む人事の本音です。 (履歴書に関するエピソードは他にもあります。 【宛名編】 【期日編】 ) 【よくあるガクチカ3パターン】 読んでいて「またこれか」と思うエピソード、だいたいこの3つです。 バイトリーダー サークルの副部長(なぜか部長じゃない) ボランティア活動 どれも立派だとは思います。思いますが、 エピソードが想像の範囲を出ないことがほとんどです。 例えば、 バイト先で売上向上のために工夫しました サークルをまとめるために努力しました ボランティアで地域に貢献しました うん、 すごくよく分かる。すごく想像できる。 でも、もっと聞きたい!ってならない。 【印象に残ったガクチカは?】 過去に私が「おっ!」と思ったエピソードはこんなもの。 勢いだけでフランスへ渡り、自転車の大会に飛び入り参加した学生 バイト中に酔っぱらった客に殴られ、警察に事情聴取された話 極端に奇抜なことをしろというわけじゃないですが、 想定外のエピソードには惹かれます。 どんな活動でもいいんです。 バイトでも、サークルでも、ボランティアでも。 大事なのは、「もっと詳しく聞きたい!」と思わせるストーリーを持っているかどうか。 【ガクチカで差がつくポイント】 ✅ よくある活動でも、オリジナリティのあるエピソードを! ✅ 自分の「行動」「工夫」「結果」を具体的に! ✅ 面接官に「え、どういうこと?」と聞かせたら勝ち! 【まとめ】ガクチカは肩書きじゃない、ストーリーで勝負! 「何をやったか」じゃなくて、 「どうやったか、何を得たか」で勝負しましょう! 誰かと同じようなガクチカに埋もれずに、 あなたらしさが光るエピソードを、ぜひ探してみてくださいね。 ちなみに私のガクチカは留年する原因にもなった「インターネットゲー...

【就活コラム】緊張したからやり直し?甘えた学生に伝えたいこと

イメージ
こんにちは、お祈りメール錬金術師です。 先日、ちょっと驚く出来事がありました。 一次選考で不合格通知(いわゆる「お祈りメール」)を送った学生さんから、突然の電話。 たまにあります。 「今後の参考のために、不合格理由を教えていただけますか?」 → これは真面目でいい質問です。 しかし、今回の学生さんは違いました。 (他の記事で、 お祈りメールって実は優しさ なんだよって話を紹介しています) 「緊張して本来の力を出せなかったので、もう一度チャンスをもらえませんか?」 ……えっ? さすがに驚きました。 正直に言います。 なぜ、もう一度チャンスがあると思ったのでしょうか? 面接は一発勝負です。 緊張していようが、コンディションが悪かろうが、 その場で力を発揮する のが面接です。 仕事でも同じです。 プレゼンで緊張して失敗しました 大事な商談で頭が真っ白になりました だからと言って、「もう一回やらせてください!」とは言えませんし、 許される世界ではありません。 社会人には、 一度きりの本番を成功させる力 が求められます。 もちろん、緊張は悪いことではない 誤解しないでほしいのですが、 緊張すること自体 は悪いことではありません。 むしろ、本気だからこそ緊張するものです。 問題なのは、 緊張した=失敗した=やり直しできる と思ってしまう、その考え方。 厳しい言い方かもしれませんが、 「売手市場で学生が優位」と言われる今だからこそ、 こういう甘さが目立ってしまうのです。 【お願い】不合格はチャンスだと思って 今回の学生さんにも伝えたかったですが、 不合格は ただの「ダメ」ではありません。 何が足りなかったのか どうすれば次はうまくいくのか 自分を振り返る最高の機会 なんです。 そして、今の世の中は内定をもらうハードルが下がっているからこそ、 「落ちた」という経験をどう活かすかが、ものすごく重要です。 【まとめ】社会に出る前に覚えておこう ✅ 面接は一発勝負 ✅ 緊張しても言い訳にはできない ✅ やり直しはできないのが社会人 ✅ 不合格を次に活かす姿勢が大事 失敗を言い訳にするか、 失敗をバネにするか。 それだけで、社会に出た後の成長スピードが全然違います。 次こ...

【意外と知らない】早すぎる訪問はNG!?会社訪問・面接のマナー

イメージ
こんにちは、不採用通知センターです。 就活中、企業を訪問する機会は多いですよね。 説明会や面接、インターンシップなどなど。 当然ですが、 遅刻 は絶対NG! 社会人になったら「時間を守る」は超基本。 少し早めに到着するくらいの気持ちで行動するのが鉄則です。 が……。 実は、「早すぎる到着」も、ちょっと困るんです。 なぜ、早すぎる訪問は困るのか? 例えば、あなたの面接が 15時スタート だとしましょう。 14時に到着して、「こんにちは!」って来られたら…… 正直、めちゃくちゃ困ります(笑) 採用担当者も、ずっとあなたのために待っているわけではありません。 別の仕事をしている 会場の準備をしている 直前まで打ち合わせしている そんな状況で、急に来られても、こちらの準備ができていないことも。 しかも、待たせると学生さんは緊張するので、リラックスさせようと雑談して、気を使うことになります。 結果、 他の仕事の時間が圧迫される んですよね。 ベストな到着時間は? 私たちが「ちょうどいいな」と感じるのは、 面接開始の5~10分前 です! 15時開始なら、 14:50~14:55頃に受付をする のがベスト。 それより早く着いちゃった場合は、ちょっと周辺を歩いて時間を調整しましょう。 早く着きすぎたら、どうする? ▶ 会社の周辺を散策してみよう! コンビニはある? カフェはある? 美味しそうなランチのお店は? ちょっと歩くだけで、会社の「周りの雰囲気」がわかります。 しかも、これをうまく面接で使うと コミュニケーションのきっかけ にも! 例えば、こんなふうに雑談を振ってみるのもアリです👇 「少し早く着いたので周りを歩いていたんですが、近くにあったラーメン屋さんって社員の方もよく行かれますか?」 こんな一言で、面接官もふっと笑顔になってくれるかも! 【まとめ】会社訪問・面接のマナー ✅ 遅刻は絶対ダメ ✅ でも、早すぎる到着も困る ✅ 受付は5~10分前がベスト ✅ 早く着いたら、周辺散策してみよう ✅ 面接では雑談も武器になる! 時間を守るだけでなく、空気を読む 。 それだけで「おっ、この子いいな」と思ってもらえる確率がグッと上がりますよ! おすす...

【要注意!】初任給が高いのにはカラクリがある!?「固定残業代」の話

イメージ
こんにちは、毎年新卒採用をしてるのに人事部は人が増えないので今日もお祈りメールを量産しています。 最近、「大卒初任給アップ!」というニュース、よく見かけますよね。 たとえばこちら👇 🔗 日経新聞|大卒初任給が過去最高水準に わぁ~、初任給が上がるなんて、夢が広がる~✨ ……って思うじゃないですか。 でも、ここにもちょっとした「言葉のマジック」が隠れているかもしれません。 今日はそのひとつ、「固定残業代」について深掘りします! 初任給のカラクリ:「基本給」と「手当」 そもそも、お給料って大きく分けるとこんな感じでできています。 基本給 :ベースになるお給料 手当 :各種プラスアルファ(通勤手当、住宅手当、そして…固定残業代) 初任給アップ=基本給アップ、って思いがちですが、 実は最近、増えているのが、 固定残業代込み! というパターンです。 「固定残業代」とは? 簡単に言うと、 あらかじめ、何時間分かの残業代を先に払っておくよ! って仕組み。 例えば、「毎月10時間分の固定残業代込み」だったら、 残業が0時間でも、5時間でも、給料は同じ。 逆に10時間を超えたら、追加で残業代がもらえる(はず)。 ここまではいいんです。 でも、人事目線でぶっちゃけると… 固定残業代がある=残業する前提かも!? 新卒採用で最初から固定残業代をつけてる企業は、 正直、「まあ、それくらい残業するよね」って前提で給与設計している場合があります。 (もちろん、全部がそうではないですが!) 私たちの会社では、新入社員は半年くらい残業禁止です。 だから、固定残業代なんて設定しません。 さらに注意点! 賞与(ボーナス)に固定残業代は含まれない。 → 「基本給×○ヶ月分」で計算するので、見た目の給料が高くても、ボーナスは少ないかも。 10時間超えても追加で払わない会社があるかも。 → これは完全に法律違反です。(でも、たまにあるから怖い) 【まとめ】固定残業代アリ求人、ここをチェック! ✅ 固定残業代の時間数(何時間分?) ✅ 固定残業代を超えたら、追加で残業代が出るか? ✅ 実際、どれくらい残業があるのか?(面接で聞いてOK!) 初任給だけ見て「わーい!」ってなるのも...

【求人広告に騙されるな】「週休2日制」と「完全週休2日制」は、似て非なるもの!

イメージ
皆さん、こんにちは。 今日はお祈りメール錬金術師としてではなく、元・求人広告代理店スタッフとして、求人広告を見るときに気をつけたい 「言葉のマジック」 について、暴露(?)しちゃいます! 「週休2日制」という言葉の罠 よく求人広告で見かけるこの言葉、 週休2日制✨ 響き、いいですよね。 「えっ、週2日も休めるんだ!」って思うでしょ? でも、ここに大きな落とし穴があるのです。 「週休2日制」とは? 実はこれ、 「月に1回以上、週に2日休みがあればOK」 ってルールなんです。 つまり、 ほとんどの週が週1休みでも、 どこか1週だけ週2日休めばセーフ。 ギリギリ合格ライン。 つまりこれは「完全週休2日制」じゃありません。 「完全週休2日制」とは? こっちは名前の通り、 毎週2日、必ず休み 。 これなら安心です。 そして、ポイント! 「完全」ってちゃんと書かれてるか確認すること。 求人広告の制作者は、「完全」って言葉にめっちゃ気を使ってます。 ついてない=完全じゃない可能性、大アリ。 入社してから「こんなはずじゃなかった…」を防ぐために 求人広告の世界では、「ウソ」は書いちゃダメだけど 「ギリギリOKな書き方」が存在します。 だから、気になる会社があったら、 応募前にしっかり確認しよう! 例えば、 ✅ 毎週、確実に2日休めますか? ✅ 休みの曜日は固定ですか? ✅ 祝日は休みですか? これ、聞いていいんです。 むしろ、聞かないと後で痛い目見ます。 まとめ ✅ 「週休2日制」と「完全週休2日制」は別物! ✅ 「完全」がなかったら要注意! ✅ 気になることはちゃんと聞こう! 就活活動は、最初が肝心。 「なんか雰囲気いいし、まぁいっか~」って勢いだけで選ぶと、 後で心身ともにボロボロになることも。 求人広告の「言葉のマジック」に惑わされず、 賢く選びましょうね✨

【お祈りメール】って、実は優しさなんです。

イメージ
こんにちは、こちらは不採用通知センターです。 今日は就活生なら一度は受け取る、あの… 「お祈りメール」 について、皆さんに知っていただきたいことがあります。 そもそも「お祈りメール」って? 正式には、不合格通知のことです。 でも、メールの最後に ○○様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。 みたいなことが必ず書かれてるから、「お祈りメール」って呼ばれてます。 就活用語ですね。 え?メールで?冷たくない? そう思う気持ち、わかります。 たしかに、電話で直接「今回はご縁がなかったです」って言った方が、誠意が伝わる気がします。 でもね。 最近の学生さん、 知らない番号からの電話に出ない 人、多いんです。 いや、わかるよ? 迷惑電話とか怖いもんね? 電話に出ない→折り返し地獄 じゃあ留守電を入れて、折り返しを待ちます。 でも、今度は学生さんが授業中だったりバイト中だったりして、すぐ折り返せない。 で、ようやくかかってきた!と思ったら… 人事担当、ちょうどトイレ行ってた。 あぁ、またすれ違い。 で、また折り返して、またまたすれ違って…。 これ、 すれ違い地獄ループ です。 合格ならまだいい。不合格だったら…? これが「合格連絡」なら、多少すれ違っても頑張るよ。 だって、嬉しい話だし! 学生さんも「受かったーー!!」って喜んでくれるし! でもさ、不合格だったら? やっと折り返してもらって、 「すみません、今回はご縁がなく…」って伝えるのって、 こっちもめちゃくちゃ心苦しい んです。 頑張って折り返してきた学生さんに、直接「ダメでした」って言うの、ほんと辛い。 だからこそ「お祈りメール」 そんなわけで、不合格通知は 心を込めた「お祈りメール」で送らせてもらっています。 一見ドライに見えるかもしれないけど、 実は「学生さんを思って」の、 優しさ と 効率化 のハイブリッドな手段なのです。

【〇月〇日必着】学生さん、それ、そういう意味じゃないんです…。

イメージ
こんにちは、今日もお祈りメール量産中です! 今日も、リアルな採用活動の裏側から、 ちょっと笑えるエピソード をお届けします。 締切は「必着」です 新卒採用シーズン、弊社では履歴書を「〇月〇日必着」でお願いしています。 はい、大事な書類ですからね、当然です。 「必着」ってつまり、 『その日までにウチに届いてないとダメだよ』 って意味なわけです。 ところがどっこい その締切日の夕方、 書類の山をチェックしていた担当者がポツリ。 「○○さんの履歴書、まだ来てないんだけど…?」 いやな予感しかしない。 急いで電話をかけてみました。 そして学生さんの衝撃発言 プルルル、ガチャ。 「はい、○○です!」 「あの〜、履歴書がまだ届いてないんだけど…?」 すると彼、元気いっぱいに答えました。 「今朝、速達で出しました!」 え? 今朝?? 速達??? まさか、今日出したら今日届くと思った?? どうやら「必着」の意味が… さらに話を聞いてみると、 「必着」=「その日より早くても遅くてもダメ」と思っていたらしい 郵便局の窓口から速達で出せば、 当日届く と思っていたらしい なるほど…。 彼なりに「完璧なタイミングで出す」という使命感だったわけですね。 違う。惜しい。けど違う。 教訓:締切日は「到着する日」で! 学生の皆さん、改めてお伝えします。 「必着」=その日までに先方に着いていること です。 速達でも、出すタイミングを間違えたら普通に翌日配達です。 締切は「送る日」じゃなく「届く日」! これ、社会人になったらめちゃくちゃ大事ですからね!!! ということで、彼には次から「期日管理」について、しっかりレクチャーしたいと思います。 みなさんも気をつけてね!

【珍事件】内定目前の大学生、前日に電話が…〜大卒というラベル〜

イメージ
こんにちは、今日もお祈りメールを量産しています。 前回は 履歴書の封筒に書かれた驚きの宛名 についてご紹介しました。 今日も、「え?マジで??」と目を疑った、新卒採用中に起きた伝説エピソードをご紹介します。 すべては順調だった…あの日までは。 毎年恒例、弊社の新卒採用。 エントリーシートを通過し、一次選考もサクサク突破、二次面接でも面接官をうならせる好パフォーマンス。 「この子は間違いない!」と、社内でも高評価だった彼。 ついに、ラスボス、役員面接を迎える日が近づいてきました。 運命の前日、一本の電話が。 「○○さん、ちょっとご相談が…」 なんだか声が震えている彼。 いやな予感しかしない。 そして彼の口から飛び出したのは、衝撃のひと言。 「進級できませんでした…」 え? 進級? できない? つまり、卒業できないってこと??? しかも、よくよく話を聞くと、 すでに一度留年済み これ以上、親が学費を払ってくれない つまり退学決定 というコンボ技を決めてきたのです。 で、どうするの?! 内定も目前、役員もスケジュール空けてる。 ここまで来たらウチとしても「まぁ…うん…」ってなるじゃないですか。 なので結論、「高卒扱いで採用」となりました。 彼もホッとした様子。 いや、たしかに本人も大変だったんだろうけど… ここまで4年通ったなら、あと半年くらいバイトして学費稼いで、卒業まで行った方がよかったんじゃないのかなあ、なんて、思ったりもしました。 人生、何が起こるかわからない。 今回の教訓。 「採用活動は、内定出すまで気を抜くな。」 そして、彼にはこれから社会人としてしっかり働いてもらいます! (学費より社会の方がもっと厳しいぞ!笑) そんなこんなで、今日も弊社は いろんな意味で元気に採用中 です。 おすすめ記事: ✅ 内定後に留年してしまったらどうすればいいの?留年したときの対処法を紹介!|就活市場

【爆笑必至】採用担当者の事件簿~思わず二度見した驚愕の封筒(履歴書在中)~

イメージ
皆さん、こんにちは!不採用通知センターのお祈りメール錬金術師と申します。 ある会社の人事部で、日々未来の仲間たちとの出会いを夢見ている採用担当者です! さて、今回は、先日、私たちのところに舞い込んできた、ちょっとおかしな郵送物にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。